【プレイバック】2024J3 #5 相模原vs大宮 見えてきたショートカウンターの形!

noteからの移転記事です🙇 藤井くん初ゴール!しかし賛否両論の試合内容でしたね。

試合情報

ハイライト

スタメン

大宮

相模原

大宮アルディージャレビュー

STの役割

まず最初に気になったのはSTの役割です。フリーロールです。

しかも2人共にです。

今回は不動の杉本とルーキー藤井がスタメンを飾りました。

杉本を上下の行き来が比較的に多い印象。一時はボランチまで落ちて守備にも勤しみます。

藤井に関しては左右の行き来が比較的に多い印象。これが今回の目玉かなと思います。サイドアタックの際にSBの上がりが遅れた場合などで発動するように見えましたがこの藤井がサイドに流れてボールを預かりチャンスシーンになり得るシーンもありました。

下記動画頑張って作りました。。疲れました。。

逆サイドのパターンもありました、茂木、大澤で突破できない際にサイドに流れていましたね。

中野誠也と違う色を見せたかなと思います。

偽SB

これも開幕から言われていることですね。

茂木、下口の両サイドバックの動き方です。今日は市原がU19代表(おめでとう!)で不在なため植田がSBに。

若干植田のところ修正が必要な感じがしましたが後半縦への突破増えました。

この偽SBが起動すると石川、小島のCMFがSBにローテするところも面白いです。

今日も何度か見えたように感じました。

茂木が偽SBの位置から前へそのできたスペースをWGの大澤が貰いにきてクロスシーンへと繋がります。

気になった箇所

後半になるにつれて不要なロングボールが多くなった印象。

前への焦りもあるか。。

何かのインタビューで足元を意識してのプレーという言葉があったような。。。

「プレーリズムの方に走ってしまうと肝心な勝負がそっちのけになってしまう、でも勝負の方に走るとリズムが速くなってしまうという葛藤」-公式サイト長澤監督インタビューより

プレスの強度

ディフェンスも試合ごとに進化。

前回の試合ではシュートを打たせない徹底ぶりが際立ってきたなと感じておりましたが、昨日は前からのプレスが非常に効いていましたね。

特に囲い込んでパスの出しどころ、ドリブルすら許さない封殺するような守備が見られました

ゲーゲンプレスの発動

相手のバックパスに対してどう動くか明確になっていた。下記画像にて解説。

今回注目して欲しいのはプレスをどうやって仕掛けて、何を封じたいのか。

上にあるプレスはサイドに追い込んだ際で攻められているときの場面。

今回は相模原が攻めあぐねてバックパスをしたタイミングです。

☆大宮の守備は簡単に縦方向へパスを出させないことが目的。

①杉本をなるべくボランチの少し前に立たせ、藤井が一人追いかけプレッシャーをかける。逆サイドにスペースを空けていいから近いパスを出させないようにする。

②相模原がバックパスを選択するとすぐさま藤井が追いかけ、他中盤の選手も全て前側へ圧縮をしてボランチに自由を無くす。

③縦へのパスが難しく、サイドチェンジの意味の横パス。あらかじめプレスするべき選手を決めていたであろう大澤がプレス。

④相模原ここでようやく縦パスも大宮の寄せが早くパスコースが曖昧になり茂木が奪取に成功。カウンターに転じる。きっと茂木の担当プレスエリアか選手が決まっているのだと思います。

終わりに

守備のワードが多いことから最初は守備からというのが見れる前半戦だったなとは思います。その中でも相模原特有の強風の中でどう戦うか難しい試合だったと思います。

そして、現地へ向かったサポの方々には頭が上がらないです。。

プレイバック第3弾でした!ちょうど金沢戦が終わったタイミングですが中々試合見られる時間が作れないので、一先ずプレイバックシリーズ上げていきますね!